【超重要!】探偵の調査力が低いと致命傷に!見極め方を解説します

  • 探偵の調査力が低いとどうなるの?
  • 探偵の調査力が高いか低いかどうやって見極めればいいの?

この記事では上記のような疑問、悩みにお応えします。

探偵に浮気調査を相談、依頼しようとする際、皆さんは一番はじめにどこを重視しますでしょうか?おそらく多く方が費用だと思います。確かに、探偵に浮気調査を依頼した際の費用は決して安くはありませんし、できれば安くで調査してもらいたいと思うのは当然です。

しかし、費用以上に重要なのが、探偵の調査力です。そもそも、探偵に浮気調査を依頼するのは、浮気しているかどうかを調べて欲しいから、不貞の証拠をつかんで欲しいからだと思いますが、いくら費用が安くても、探偵の調査力が低いとこれらの目的を達成することはできません。これでは本末転倒です。

この記事では、まず探偵の調査力が低いとどういう結果になりうるのかを確認していただいた上で、探偵の調査力が高いのか低いのかを見極めるポイントを解説していきたいと思います。

探偵の調査力が低いとどうなる?

それでは、探偵の調査力が低いとどういう結果になりうるのかみていきましょう。

調査に失敗する

まず、探偵の調査力が低いと、調査に失敗してしまうリスクが高くなります

どんな探偵でも調査に失敗するリスクを抱えています。しかし、そのリスクを調査力によっていかに最小限に抑えることができるかが探偵の腕の見せ所です。一度調査に失敗すると、相手の警戒心を高めて調査のハードルが高くなり、致命傷にもなりかねません。

質の高い証拠を得られない

次に、探偵の調査力が低いと、質の高い証拠を得ることができない可能性が高くなります

浮気調査の最終目標が裁判上の離婚や慰謝料請求の場合、裁判で使えるくらいの質の高い証拠を集めておくことが必要です。ところが、探偵の調査力が低いと、裁判で使い物にならない証拠しか集めることができない可能性があります。

満足のいく結果を得られない

次に、探偵の調査力が低いと、満足のいく結果を得ることができない可能性が高くなります

調査に失敗したにもかかわらず、「浮気していなかったこと」が確認できたとして高額な費用を請求する悪質な探偵もいます。また、証拠が低品質だと、裁判上の離婚を成立させることができなかったり、慰謝料を支払わせることも難しくなります。

調査期間が長引く

次に、探偵の調査力が低いと、調査期間が長引いてしまう可能性があります

たとえば、対象者を尾行しても、調査力が低いとすぐに見失ってしまい、再度尾行をやり直さなければいけません。そして、尾行を再開したものの、今度は対象者の警戒心が強くなっていて再度失敗。こうしたことで、通常よりも調査期間が長くなってしまう可能性があります。

費用が高額となる

最後に、探偵の調査力が低いと、費用が高額となる可能性があります

前述のとおり、探偵の調査力が低いと調査の失敗を繰り返し、調査期間が長くなる可能性があります。そして、料金体系が時間料金型の場合、費用は調査期間に比例して高くなりますから、探偵の調査力が低いと、費用が高額となる可能性があるのです。

探偵の調査力を見極めるためのポイント

探偵の調査力は調査の目的を達成できるかどうか、つまり、今後のあなたの人生を好転させるかどうかを左右する大切な要素といっても過言ではありません。

そこで、探偵に依頼する前に探偵の調査力をしっかり見極める必要がありますが、なかなか簡単なことではありません。そこで、以下では、探偵の調査力を見極めるためのポイントをご紹介していきたいと思います。

事務所の開業年数

まず、事務所の開業年数です。

事務所の開業年数が古ければ古いほど、調査に関する知識、経験、ノウハウが蓄積されている→調査員に調査の情報が共有されている→調査力がある、と推測することができます。事務所の開業年数は事務所のホームページか探偵業届出証明書番号で確認できることがあります(※確認方法は下の関連記事でチェックしてみてください)。

なお、支部や支社を設けている事務所は注意が必要です。本社の開業年数は古くても、支部や支社自体の開業年数は浅い場合も考えられます。必ず事務所ごとの開業年数を確認しましょう。

調査員の経験年数

次に、調査員の経験年数です。

事務所の開業年数以上に大事なことは、実際に調査にあたる調査員の経験年数です。事務所の開業年数が古くても、調査員の経験年数が浅いとやはり調査力に疑問を持たざるをえません。

調査員の経験年数は、事務所のホームページに掲載されていないか確認してみるとよいです。親切にも「経験〇〇年以上のベテラン調査員が調査します」などと掲載している事務所もあります。その他、担当となる調査員に直接尋ねたり、調査員の名刺やSNS等で確認する方法もあります。

機材の種類、数、質

一方、調査員の技量は、調査員の経験年数と異なり、客観的な数値等から推測することが困難です。そこで、可能な限り事務所に足を運び、調査で使う機材を実際に見せてもらうことが大切です。

ここで、そもそも機材を見せてくれない探偵は論外です。また、仮に見せてくれたとしても実際にその調査員が操作できるのかどうか、調査で使ってくれるのかどうかはわかりません。機材を見せてくれた場合は機材に関する説明を求め、調査で使ってくれるのかどうかを確認しておきましょう。

調査員への研修・教育体制

次に、調査員への研修や教育体制です。

調査力や経験年数や機材のほか、調査員への研修・教育体制がどのように整備されているかも着目すべきです。

事務所が主体となって調査員への研修・教育に力を入れているということは、事務所自体が調査力に力を入れていることの証でもあります。また、調査員自身も常に新しい情報や知識をアップデートしつつ、それを調査に活かし、最終的には依頼者の利益に還元してくれるでしょう。

メディア等への調査協力した実績

最後に、メディア等へ調査協力した実績もチェックしておきましょう。

メディア等から調査協力の依頼を受けているということは、その探偵事務所の調査力が社会的にも評価を受けていることの証といえます。

もっとも、繰り返しになりますが、一番大切なことは実際にあたる調査員の調査力です。いくらメディア等への調査協力の実績が豊富でも、調査員の調査力が低ければ何の意味もありません。調査協力の実績は、一定の目安程度に考えておいた方が無難です。

探偵の調査力を見極めるには事務所に足を運ぶ

ここまで浮気調査では事務所や調査員の調査力が大事、という話をしてきましたが、探偵に依頼する上で調査力以外にもチェックすべき項目はたくさんあります。

しかし、いずれの項目も、最終的には事務所に足を運んで、直接ご自分の目と耳でチェックしてみなければ本当のところはどうなのか、ネット上で公開されている情報が正しいのか誤っているのかは判断がつきません。

あなたが依頼する探偵によって、あなたの今後の人生が大きく左右されるかもしれませんから、できる限り労を惜しまず、事務所に足を運んでみることをおすすめします

この記事を書いた人

小吹 淳

こぶき行政書士事務所 行政書士(登録番号 佐賀県22410162)
離婚業務を中心に取り扱っている行政書士です。離婚公正証書、離婚協議書、別居合意書、面会交流契約書、示談書、誓約書等の書面を作成したり、チェックしたりしています。ご相談は回数を問わず「無料」です。ご希望の方はお気軽にお申しつけください。