目次
- スマホのロックを解除するのは違法?
- バレずにスマホのロックを解除する方法を知りたい
この記事ではこのような疑問、お悩みにお応えします。
「浮気されたかも?」と感じたとき、まずチェックしてみたいのがパートナーのスマホではないでしょうか?何せ身近にありますし、スマホの中には浮気につながる重要な証拠が隠されているかもしれません。ただ、スマホにロックがかけられているとチェックができませんよね、、
そこで、この記事では、iPhoneとAndroidにわけてスマホのロックを解除する方法をご紹介したいと思います。スマホのロックを解除する方法は様々なところで紹介されていますが、この記事では筆者が使えそうだなという方法に限定してご紹介させていただきます。
スマホのロックの解除は違法?
まず、そもそもスマホのロックを解除するとして、「解除は違法ではないか?」と疑問をもたれた方も多いと思います。この点、スマホのロックを解除する行為自体は不正アクセス(※)にはあたりません。
そもそも、不正アクセスいうためには、①スマホ等(特定電子計算機)にパスコード等(識別符号)を入力すること、②インターネットを通じてスマホ等を作動させること、が必要ですが、スマホのロックの解除は②の条件を満たさないからです。また、スマホのロックを解除した後のスマホ内の写真や動画を見ることなども不正アクセスにはあたりません。①の条件を満たさないからです。
一方、ロックされているLINEアプリをパスワードを入力して解除することは不正アクセスにあたる可能性があります。また、不正アクセス(犯罪)にはあたらなくても、スマホのロックを解除することはパートナーのプライバシー権を侵害する民法上の不法行為あたります。不法行為にあたるということは、発覚すれば損害賠償を請求される可能性もありますので注意しましょう。
※不正アクセス行為の禁止等に関する法律で「不正アクセス行為」として禁止されている行為。不正アクセス行為をした場合の罰則は「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」。
iPhpneのロックの解除方法
それでは、ここからはiPhoneのロックの解除方法から解説します。iPhoneのロックを解除する主な方法は次の3つです。
- 顔認証(face ID)によるロックの解除
- 指紋認証(touch ID)によるロックの解除
- パスコード(4桁or6桁)入力によるロックの解除
ただ、顔認証(face ID)によるロックの解除は難しいのが現実です。そこで、以下では、「指紋認証(touch ID)による解除」、「パスコード(4桁or6桁)入力による解除」について解説します。
指紋認証によるロックの解除
指紋認証(touch ID)によるロックの解除は、パートナーのいずれかの指をスマホのボタンにタッチすることによってスマホのロックを解除する方法です。
指紋認証で解除するには、パートナーがいずれの指でスマホのロックを解除しているのか把握しておく必要があります。パートナーがスマホのロックを解除している指を把握するには、普段から次の点に注意しておきましょう。
■ パートナーがいずれの指で解除しているのか日頃からよく観察しておく
■ パートナーに怪しまれないよう、パートナーがスマホを解除する場面を撮影する
■ パートナーに理由をつけて自分の真横でスマホを解除してもらい、その指を確認する
指紋認証が成功する確率が高いタイミングはパートナーが熟睡しているときです。疲れていて寝入っている深夜や泥酔状態のときが狙い目です。最悪、パートナーの指を把握できていない場合でも、眠りが深い場合は様々な指を試せる場合もあります。
パスコード入力による解除
顔認証や、指紋認証で解除できなかった場合はパスコード(数字)の入力を求められます。パスコード入力による解除は、4桁or6桁のパスコードを入力することによってスマホのロックを解除する方法です。
4桁か6桁かははじめに表示される画面でわかります。パートナーのパスコードを把握するには、指紋認証と同様、普段から次の点に注意しておきましょう。
■ 日頃から配偶者の指の動きをよく観察する
■ 解除している場面を撮影する
■ 何かしら理由をつけて、ご自分の隣で配偶者にスマホを解除させる
また、これらの方法で把握できなくても、パートナーがせっかち、面倒くさがりな性格の持ち主の場合は、
■ 誕生日
■ 西暦
■ 結婚記念日
■ 車両ナンバー
■ 簡単な数字(123456,000000,1234,0000など)
など意外と簡単なパスコードを設定している可能性がありますので試してみる価値はあります。
なお、以下のとおり、間違えた回数によってセキュリティーが厳しくなっていきます。パスコードの入力間違いには注意が必要です。
【連続間違い】
- 6回 ➡ 1分間使用不可
- 7回 ➡ 5分間使用不可
- 8回 ➡ 15分間使用不可
- 9回 ➡ 60分使用不可
- 10回 ➡ 60分使用不可+データ消去(パートナーが設定していた場合)
- 11回 ➡ 同期したiTunesをダウンロードした端末に接続しない限り使用不可
iPhoneのロックの解除の裏技
iPhoneのロックを解除する方法は指紋認証やパスコード入力のほかにも以下の方法があります。
- 「機内モード」でiPhoneのロックを解除する
- SiriでiPhoneのパスコードを解除する(※1)
- iTunesでiPhoneのパスコードを解除する(※2)
※2 デバイス上のデータがすべて失われます

iPhoneのロック解除方法
— ツイチューブ TwiTube (@Twitube_123) October 6, 2022
Androidのロックの解除方法
続いて、Androidのロックを解除する方法です。Androidのロックを解除する主な方法は次の3つです。
- パターンロックによるロックの解除
- PINコード(ロックナンバー)によるロックの解除
- 指紋認証によるロックの解除
以下、「パターンロックによる解除」、「PINコード(ロックナンバー)による解除」について解説します。「指紋認証による解除」はiPhoneと同じですので解説を省きます。
パターンロックによるロックの解除
パターンロックによるロックの解除は、9つの点(ドット)から4つ以上の点を一筆書きで選択することによってスマホのロックを解除する方法です。
パターンロックでロックを解除するには、パートナーが使っているパターンロックを把握しておく必要があります。パートナーのパターンロックを把握する方法としては、iPhoneと同様、普段から次の点に注意しておく必要があります。
■ 日頃から配偶者の指の動きをよく観察する
■ 配偶者に怪しまれない方法で解除する場面を動画で撮影する
■ 自分の横で配偶者にスマホを解除させて、その指の動きをよく観察する
簡単な「Z(Z型)」や「L(L型)」などのパターンとしている可能性もありますので試してみましょう。また、裏ワザとして、次の方法でパターンを把握する手もあります。
■ スマホの画面に痕跡(皮脂)をつける
➡前日の夜にスマホの画面を綺麗に掃除する
➡(パートナーの皮脂が少ない場合は、ハンドクリームなどを薄く塗っておく)
➡翌朝、スマホの画面を確認する
なお、5回連続で入力を間違えると30秒間使用できなくなります。ただ、「OKボタン」を押すとPINコードかGoogleIDとパスワードの入力を求められますから、いずれかを知っている場合でもロックを解除することが可能です。
PINコードによるロックの解除
PINコード(ロックナンバー)によるロックの解除は、4桁の数字を入力することでスマホのロックを解除する方法です。
パートナーのPINコード(ロックナンバー)を見破る方法としては、パターンロックと同様です。複雑な組み合わせとしている場合もありますが、忘れないようにと意外と単純なコードを設定している場合もあります。
そのため、
■ 誕生日
■ 西暦
■ 結婚記念日
■ 車両ナンバー
■ 簡単な数字(0000,1111,1234,1212など)
などから試してみる価値もあります。なお、パターンロックと同様、5回連続で入力を間違えると30秒間使用できなくなりますので注意が必要です。
スマホのロックの解除は慎重に
ここまでiPhoneとAndroidとにわけて、スマホのロックの解除方法について解説してきましたが、一番大切なことはパートナーにスマホのロックを解除しようとしていること、したことがバレないよう細心の注意を払うことです。
一度気づかれると、配偶者の警戒心が高まります。警戒心が高まると証拠集めが難しくなります。証拠を集めることができないとパートナーや浮気相手に不貞等を認めさせることや慰謝料請求が難しくなります。
また、パートナーとの関係が悪化するおそれがあります。関係が悪化すると配偶者がますます浮気にのめり込んで関係修復や話し合いが難しくなることも考えられます。
確かに、スマホのロックを解除することで決定的な証拠を見つけることができればよいのですが、現実はなかなかそう簡単にはいきません。スマホのロックを解除することによって得られる利益よりも失われる利益(リスク)の方が高いといえます。
そのため、スマホのロックを解除することに自信がない、気づかれそうで怖いと思った場合は潔く諦めて別の方法で証拠を集めることを検討した方がよいです。また、今後どうしていきたいかによっては探偵に相談、依頼することも検討した方がよいでしょう。探偵であれば、様々な方法を駆使してより決定的な証拠をスピーディーに集めてくれます。
今回の内容は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。