【簡単!】浮気した旦那(妻)用の誓約書の書き方【テンプレ付き】

  • 誓約書は作るべき?
  • 誓約書を書き方を知りたい
  • 誓約書を作る際の注意点を知りたい

この記事ではこのような疑問、悩みにお応えします。

浮気防止のために「誓約書を作って欲しい」、「自分で作りたいけど、何を書けばよいのかわからない」、このようなご相談をお寄せいただきます。ただ、誓約書の作成はまずはご自分でトライしていただくことが可能です。そこで、この記事では誓約書の書き方などについて詳しく解説させていただこうと思います。

あと、ご相談をいただいたときに私が必ずお尋ねすることがあります。それは、「配偶者は浮気を認めていますか?」、「浮気の事実を把握されていますか?」ということです。誓約書を作るには、配偶者が浮気を認めていること(あるいは、浮気の事実を把握していること)が前提だからです。

では、配偶者に浮気を認めさせるには、浮気の事実を把握するにはどうすればよいか?ですが、それは浮気の証拠を集めることです。配偶者を問い詰めて認めさせてもよいのですが、なかなか認めようとしないのが現実です。また、証拠集めもせずにいきなり取り詰めると浮気を疑っていることがバレます。浮気を疑っていることがバレると証拠集めが難しくなったり、再構築が難しくなるおそれがあります。

そこで、配偶者を問い詰める前に、浮気の証拠をつかむ➡︎浮気の事実を把握する➡︎話し合いで認めさせる、という手順を踏むことがとても大切です。この手順を間違えると、配偶者に浮気を認めさせることができず、結局は誓約書を作ることができない、という事態に陥りかねませんので注意してください。

なお、浮気の証拠はご自分で集めることも可能ですが、負担が大きいですし、バレる危険があります。バレるとその後の証拠集めが極端に難しくなります。また、配偶者を逆切れさせ、収集がつかなくなるおそれも想定されますから、浮気の証拠集めはプロの探偵に依頼した方が安心です。浮気調査の費用は安くはありませんが、浮気の事実を明らかにして配偶者に認めさせることがすべての出発点となります。

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慰謝料請求のみならず、浮気防止のために探偵に証拠集めを依頼される方も多くおられます。以下では全国or地域で展開している探偵を紹介しています。複数の探偵をピックアップし、可能な限り、実際に事務所に脚を運んでみて五感を使ってご自分にあった探偵かどうかをチェックすることが大切です。

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浮気の誓約書とは?

浮気の誓約書とは、浮気の再発防止のために作成される書面です。

誓約書に記載する内容はあなたと配偶者が話し合って決めますが、誓約書はあくまで配偶者が自分で決めた誓約内容を記載した書面という点に特徴があります。そのため、誓約書は配偶者からあなたに差し出させる形をとります。また、作る通数は1部で、その1部に配偶者がサインします(ただ、示談書と同じく2部作成し、それぞれにサインさせて1部を配偶者に渡してもよいです)。

ちなみに、誓約書に似た書面として「示談書」があります。示談書は当事者が合意した内容を記載した書面で、同じ内容の示談書を2部作り、当事者がそれぞれにサインして、1部ずつ保管するという点に違いがあります。

誓約書は誰が作る?

誓約書の性質からすれば、本来、誓約書は配偶者が内容を考えて作るべきといえます。もっとも、誓約書には配偶者に不利なことを書きますから、配偶者が自ら進んで誓約書を作るというのは稀でしょう。そのため、実際には、誓約書はあなた主導で作ることになります手間はかかりますが、どんな内容を盛り込むべきか主体的に考えることができますし、納得のいく誓約書を作ることができます。

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誓約書の作り方で困ったら、弁護士、行政書士に相談しましょう。

誓約書を作るメリット

次に、そもそもなぜ誓約書を作る必要があるのか、誓約書を作るメリットをみていきましょう。

誓約したことをきちんと形にするため

まず一つ目に、配偶者があなたに対して誓約したことを明確に形に残す(証拠化する)、という点です。

人というのは忘れやすい動物です。誓約書を作らないでいると、何を誓約されたのか、したのか、ときの経過とともに記憶が曖昧になっていきます。そうすると、将来、配偶者との間で言った言わないのトラブルとなる可能性が高いです。誓約書を作っておくことでこうしたトラブルを防止できます。

また、万が一、トラブルとなった場合でも、誓約書を使って配偶者が誓約したことを証明することができます。誓約書に限らず、示談書や離婚協議書などの書面についても同じことがいえます。

関係修復、浮気の再発防止に役立てられる

二つ目に、誓約書を夫婦関係の修復や浮気の再発防止に役立てることができる、という点です。

あとで見ていきますが、誓約書の作成を通じて、配偶者に「浮気相手との関係を解消すること」、「今後一切、浮気相手と接触しないこと」などを誓約させることができます。また、上記のことをより確実に守らせるために「違約金の支払い」についても誓約させることができます。

さらに、誓約書を作成する前に、自分の言動等を振り返る➡反省&改善➡配偶者との関係改善に向けた話し合い➡誓約書の作成、というプロセスを経ることが必要です。つまり、誓約書の作成のみならず、誓約書の作成過程を通じて、夫婦の関係修復につなげていくことができるのです。

離婚、慰謝料請求する際の証拠として使える

誓約書を作るということは、現段階で、離婚しない、配偶者に慰謝料請求しないことが前提です。しかし、将来、再度不貞(浮気)され、離婚や慰謝料請求することになるかもしれません。誓約書は慰謝料請求する際の「武器(証拠)」として使うことができます

これもあとで見ていきますが、誓約書には、配偶者が「不貞を認めること」、「慰謝料の支払い義務があることを認めること」を記載します。そこで、離婚や慰謝料請求の際にこれらの証明のために誓約書を使うことができるのです。

不貞は裁判上の離婚理由ですから、配偶者が離婚を拒否したとしても誓約書を証拠の一つとして離婚請求できます。一方、不貞した配偶者(有責配偶者)からの離婚請求は原則として認められていません。そのため、配偶者から離婚を求められても、誓約書を盾に離婚を拒否することもできます。

また、誓約書には「謝罪」や「二度と不貞、浮気をしないこと」を記載します。つまり、将来、不貞された場合は、過去に二度と不貞しないと誓約したにもかかわらず、再度、不貞したことの証明として誓約書を活用することができるのです。過去に二度と不貞しないと誓約したにもかかわらず不貞することは慰謝料の増額事由ですから、誓約書を将来の不貞に対する慰謝料を増額させるための証拠として使うことができます。

浮気の誓約書を作るまでにやるべきこと

このように、浮気の誓約書を作ることには様々なメリットがあります。ただ、準備不足のまま浮気の誓約書を作ってしまうと不備や漏れのある誓約書となってしまい、それが将来のトラブルの火種にもなりかねません。そうならないためにも、浮気の誓約書を作る前のしっかりとした事前準備を行うことが必要不可欠です。

浮気調査する(証拠を集める)

冒頭でも触れましたが、まずは浮気調査して証拠を集めることが何より先決です。

そもそも浮気の誓約書を作るには配偶者が浮気を認めることが大前提となります。もっとも、話し合いで配偶者に浮気を追及してもそう簡単に認めるとは思えません。あれこれと言い訳され、しまいには逆切れされる可能性もあります。そこで、そうした事態に備えて反論できる証拠を確保しておくのです。

また、証拠がない、あるいは不十分な段階ではあくまで浮気の「疑い」でしかありません。疑いのまま配偶者を追及しても、万が一本当に浮気していなかった場合は、関係修復どころか破綻に突き進んでしまう可能性があります。一方、本当に浮気していたとしても、どこまでの関係に至っているのかは調査してみなければわかりません。

「疑い」を「確証」に変え、自信をもって話し合いに臨むためにも浮気の証拠を集めておく必要があるのです。

探偵に依頼する

なお、浮気調査はご自分で行うことも可能です。ただ、体力的、精神的、時間的、技術的な面で必ず限界が出てきますし、生活と並行して行うことは大きな負担だと思います。また、浮気調査は配偶者や不倫相手に気づかれないよう慎重に進める必要があります。しかし、浮気調査に慣れていないばかりにバレてしまう可能性も否定はできません。

浮気調査がバレると次のような事態にも陥りかねません。

■ 浮気調査できない

➡ 不貞の自白を得ることができない

➡ 誓約書を作れない

➡ 慰謝料請求できない

■ 配偶者との関係が悪化する

➡ 配偶者がますます浮気にのめり込む

➡ 関係修復が難しくなる

➡ 離婚を切り出される

➡ 離婚せざるをえなくなる

そこで、浮気調査はプロの探偵に依頼するのも一つの方法です。実績と調査力を有する探偵であれば、これまでの(成功・失敗の)経験を踏まえた上で、経験豊富な調査員とハイテクな機材を駆使しながら調査できます。その結果、自分で浮気調査するよりもバレるリスクを抑えつつ、より決定的な証拠を集めてくれます。

「探偵ってなんだかダークなイメージで怖い」、「探偵に相談するの初めてで不安」、「費用が高そう」という方のために、以下の記事では失敗しない探偵の選び方や調査費用を安く抑える方法、おすすめの探偵などをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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自分から変わる覚悟をもつ

浮気調査の結果、離婚せず、関係修復を望む場合は、まずはご自分から変わる覚悟をもてるかどうかがポイントなります。

あなたは浮気された「被害者」である以上、つい一方的に配偶者のことを責め、配偶者に変わるよう求めがちです。しかし、配偶者(人)を自分の思うように変えることは簡単なことではありません。加えて、配偶者もあなたと同じような考えや気持ちを抱いていることからすればなおさらでしょう。

そこで、配偶者が変わることを期待する前にあなたから変わることが求められます。自分から変わる覚悟をもつ方法ついては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ、じっくりお読みいただき参考にしていただければと思います。

誓約書の原案を作る

浮気調査で「黒」であることが徐々に明らかになってきたら、誓約書(原案)の作成にとりかかります。誓約書の原案を作っておけば、話し合い当日では、それを配偶者に見せ、内容を確認してもらうだけで済むこともあり、話し合いの負担軽減にもつながります。

内容は一方的なものとせず、配偶者にも守ってもらえるような内容としましょう。最終的には、お互いの将来のためにも、配偶者とよく話し合って決めることが大切です。誓約書に盛り込むべき項目、内容については後記の「浮気の誓約書に盛り込む項目、内容」で詳しく解説します。

話し合いの事前準備をする

誓約書を作るには配偶者との話し合いが必要です。その話し合いをどのような形で行うのか、すなわち、夫婦だけで行うのか、間に誰か入れるのか、子どもを誰に預けるのか、場所はどこにするのか、などについてもしっかり検討しておく必要があります。詳細は以下の記事で詳しく解説しています。

浮気の誓約書に盛り込む項目、内容

それでは、ここからは誓約書に盛り込むべき内容についてみていきましょう。

① 不貞(浮気)の事実関係

1.私、山田太郎(以下、甲)は、令和〇年〇月から令和〇年〇月にかけて約〇回にわたり、田中桜子(以下、乙)と継続して肉体関係(以下、本件不貞行為)をもったことを認めます

浮気調査や配偶者からの聞き取りによって明らかとなった事実を記載します。期間、回数はもちろん、「継続して」という文言を加えておくと慰謝料請求につなげやすいです。

執筆者
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黄色でマークした部分が盛り込まれていないと、不貞の証拠としては使えません。

② 謝罪

2.甲は、本件不貞行為について、妻山田花子(以下、丙)に対し心より謝罪します。

不貞によって婚姻関係を破綻、あるいはそれに近い状態にまでしたことに対する謝罪に関する記載です。婚姻関係が破綻した(あるいは、それに近い状態となった)➡精神的苦痛を負ったからこそ慰謝料が発生しますから、謝罪の項目を入れておけば、配偶者に慰謝料請求しやすくなります

また、配偶者から謝罪されたという「形」を残しておくことで気持ちを落ち着けることができます。さらに、将来、再度浮気された場合は、謝罪したにもかかわらず浮気した➡反省の態度がないことの証明として誓約書を活用できます。その結果、将来の慰謝料の増額につなげることができます

③ 不倫相手との関係解消、接触禁止

3.甲は、今度二度と、乙と直接会うことはもちろん、メール、電話、その他のあらゆる手段を用いて接触しないことを誓います。

配偶者との関係を修復する上で必須の項目です。いかなる手段でも浮気相手と接触させないよう「その他のあらゆる手段を用いて」という文言を必ず盛り込みましょう。誓約させた後はスマホの電話帳、LINE、SNSなどから不倫相手の連絡先、アカウントを目の前で削除させましょう。

ただ、浮気相手が職場の同僚の場合は、一切接触しないこととすることは非現実的です。浮気は懲戒解雇事由にあたりませんから、会社に通報して相手や不倫相手を解雇させることもできません。そのため、以下のような条項とすることも考えられます。

3.甲は、職場での業務遂行に必要な最低限の連絡を除き、私的に乙と連絡・接触しないことを誓約します。

④ 不倫相手以外の異性との付き合い

4.甲は、乙以外の異性と過度に親しくすることを控え、浮気とみなされる一切の行為を行わないことを誓約します。

浮気の再発防止のためには浮気相手との関係を解消するだけでは足りません。浮気相手以外の異性との関係についても誓約させておく必要があります上の例は「浮気とみなされる一切の行為」を禁止することとしています。

ただ、夫婦によって「浮気」の解釈は異なりますから、単に「浮気」と記載しておくと、後日、浮気の解釈をめぐってトラブルとなる可能性がありますまずは、どこまでの行為を認め、どこからの行為を禁止するかは夫婦でよく話し合うことが必要です。浮気の解釈をめぐってトラブルとなりそうな場合は、以下のように何が夫婦にとっての浮気なのか誓約書に明記しておくのも一つの方法です。

4.甲は、乙以外の異性と過度に親しくすることを控え、浮気とみなされる一切の行為をわないことを誓約します。なお、ここでいう「浮気」とは、以下のいずれかにあたる行為をいいます。

① 丙以外の者と不貞行為をすること、あるいはそれを疑われる行為をすること

② 目的を問わず、丙以外の者と二人きりでデート、食事、買い物、ドライブするなど、社会通念上、丙以外の者と親密な関係にあるとみなされるような行為をすること

⑤ 慰謝料

5.甲は、本件不貞行為にもとづいて、丙に対し、慰謝料として、金100万円を支払う義務があることを認めます

離婚しない場合は、配偶者に慰謝料請求しないことが通常です。ただ、将来、再度浮気された場合に将来分の慰謝料と併せて慰謝料請求するためにも、ここで慰謝料の支払い義務があることを認めさせておきます。慰謝料の金額は様々な個別事情を考慮して決めますが、離婚しない場合は0円~100万円の範囲内で収めることが一般的です。

関連記事
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⑥ 違約金

6.甲は、前3、4の条項に違反した場合は、違約金として金50万円を丙に対して支払います。

浮気相手との関係解消、浮気の再発防止を担保するためにも違約金を設定しておきましょう。違約金は「損害賠償の予定」という効力をもつもので、違反事実さえ証明できれば直ちに請求することができます。

肝心の金額についてですが、高めに設定したいお気持ちはわかりますが、あまりに高額な金額は現実的ではありません。また、常識を超えた部分については無効とされてしまう場合もあります。慰謝料の相場が0万円~100万円であることを考えると、慰謝料よりも若干抑えた金額を設定するのが現実的です。

⑦ 再び浮気したら離婚協議に応じること

7.甲は、再度不貞行為をしたときは、丙の申し出による離婚協議に誠実に応じます。

配偶者に離婚協議に応じることや離婚を強制することはできません。ただ、この項目を設けることで配偶者にあなたの覚悟を明確に示すことができます。これにより夫婦間に緊張感が生まれ、浮気の再発防止にもつなげることができます。

仮に、配偶者が再度不貞をしたとしても、離婚するかどうかは今一度立ち止まって考えてみなければなりません。そのため「離婚する」ではなく「離婚協議に誠実に応じる」との記載にとどめておいた方がよいです。

⑧ 離婚条件

8.甲は、将来、丙と離婚することになった場合、子〇〇の親権者を丙とすることにつき異議を唱えません。

もし、将来、離婚することとなった場合は次のことを取り決めなければなりません。

  • 親権者(子供がいる場合)
  • 婚姻費用
  • 養育費(子供がいる場合)
  • 財産分与
  • 慰謝料
  • 面会交流(子供がいる場合)
  • 年金分割

ただ、将来のことを今すべて取り決めることは無理があります。将来、離婚となった場合に夫婦でもめやすく、かつ、今の段階で合意できる事項を盛り込んでおくと安心です。

執筆者
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離婚の際はあらためて話し合う必要があります。

⑨ その他、夫婦の事情に合わせた誓約事項

9.夫婦は次のことを遵守し、夫婦の関係改善に努めます。

⑴ 甲は今後一切、風俗店、キャバクラ店など異性と交流を図る場に行かない。

⑵ 甲は、丙及び子に対して、暴力・暴言などの虐待や虐待を疑わせるような行為を行わない。

⑶ ・・・・・

⑷ ・・・・・

誓約書には、夫婦が関係改善のためにお互いにして欲しいと思っていることも記載できます。書面化することで何を約束したのかあとで見返すことができます。内容は一般常識を逸脱しないものとしましょう一般常識を逸脱したものだと無効とされてしまう可能性があるため注意しましょう。

また、あまりに絞めつけ感が強い内容だと、その反動から逆に相手を浮気に走らせてしまう可能性もあります相手とよく話し合い、お互いが現実的に守れそうな内容を盛り込むようにしましょう。

⑩ 書類の作成年月日、相手の署名・押印

(日付)令和〇年〇月〇日

(署名・押印)〇〇〇〇 ㊞  

誓約書は配偶者の自筆による署名と押印があってはじめて有効に成立します。誓約書の中身に集中するあまり、日付、署名・押印を忘れないよう注意しましょう。

誓約書【テンプレート】

以上の内容に沿った誓約書のテンプレートがこちらです。

誓約書

なお、誓約書に盛り込むべき内容は、あなたや配偶者の希望などによって異なってきます。そのため、まったく同じ内容の誓約書ができあがることはありえません。上記のテンプレートはあくまで参考程度にとどめ、個別事情にあった誓約書を作るようにしましょう。内容に不安がある場合は専門家(弁護士、行政書士など)のリーガルチェックを経ておくと安心です。

 

誓約書にサインさせる際に注意すべきこと

最後に、話し合いや誓約書にサインさせる際に注意すべき点をみていきましょう。

話し合いは冷静に

話し合いではついつい感情的になってしまいがちです。しかし、あなたが感情的になると相手も感情的になって建設的な話し合いが難しくなります。また、暴力、脅迫など犯罪行為にあたる行為を絶対にしてはいけません。配偶者と関係を修復していくことを覚悟した以上は、感情的にならず冷静に話し合いを進めていくべきです。

内容によっては無効となる場合も

たとえ配偶者が「約束する」と合意した内容でも、その内容が公序良俗(社会常識)に反する部分は無効となる場合があります。

具体的には次のような内容です。

■ 相場を大幅に超える慰謝料、違約金

■ 以下のような誓約

・ 今後、一生、あなたの言うことに従う

・ 仕事以外外出しない

・ 誰とも連絡を取ってはいけない など 

繰り返しになりますが、誓約書に盛り込む内容は常識を超えない範囲にとどめた方が無難です。

内容を丁寧に確認・理解させる

誓約書を作成した後、配偶者にサインを求める前に、配偶者に内容を一つ一つ確認させましょう。あなたが誓約書を作成し内容を理解していたとしても、配偶者は理解していないかもしれません。配偶者がサインした以上、誓約書は原則有効です。

ただ、確認不十分のままサインさせても、後日、「そんな約束をした覚えはない。」などと言われてしまう可能性はあります。あとで余計なトラブルに発展させないためにも、配偶者が一つの一つの内容を理解しているか確認することが大切です。

署名(サイン)・押印を強制しない

誓約書の署名・押印は配偶者自身にさせます。配偶者が署名・押印しないからといって、暴力を振るったり、脅迫的なことを言ってサインを強制してはいけません。また、当然のことながら、あなたが代わりにサインしてはいけません。

後日、「強制的にサインさせられた。」と言われることを防ぐため、

  • 話し合いは原則、夫婦だけで行う
  • ボイスレコーダーやカメラで話し合いの場面を録音・録画しておく

といった対策を取ることも必要です。

誓約書やサインを拒否された場合は?

配偶者が誓約書を作ること、サインを拒否する場合は、拒否する理由を聞いてみましょう。

理由としては、

 不貞(浮気)を認めたくない

② 浮気相手と関係を解消したくない

③ 浮気しないと誓約できるか自信がない

④ 誓約内容に納得がいっていない

といったあたりが多いです。

まずは結論を急がず時間を置いてみることも必要です。

その上で、③、④の場合は、再度、内容について話し合ってみる必要があります。①、②の場合は離婚や慰謝料請求も辞さないことを伝えるなど、より心理的にプレッシャーのかかる言動に出ることが必要です。

まずは証拠を集めることから!

繰り返しになりますが、誓約書の作るには配偶者が浮気を認めることが前提となります。配偶者が浮気を認めなければ「①不貞(浮気)の事実関係」の箇所で「~認めます。」と書くことができません。しかしながら、配偶者や浮気相手に浮気を認めさせることはそう簡単なことではありません。

そこで、配偶者や浮気相手に浮気を認めさせる武器として証拠が必要となるのです。集めた証拠をどう活用するかは、以下の関連記事でも詳しく解説していますが、手元に持っておくだけでも配偶者や浮気相手との話し合いに落ち着いて臨むことができることは間違いありません。

個人で浮気の証拠を集めることに限界を感じた場合は、バレる前に潔く諦めて探偵に相談、依頼しましょう。慰謝料請求のためだけではなく、「(配偶者との関係修復を図るため)とにかく真実が知りたい」との思いで探偵に相談、依頼される方も意外と多いです。

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今回は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

小吹 淳

小吹 淳

こぶき行政書士事務所 行政書士
(登録番号 佐賀県22410162)
国家公務員(約13年)→ 法律事務所(約4年) → 行政書士、夫婦カウンセラー | 離婚や不倫に関して情報発信しています | 離婚公正証書、離婚協議書、示談書、誓約書の作成&チェック等をメイン業務としています | ご相談、ご依頼は「お問い合わせ」よりお気軽にご連絡ください