夫婦関係を修復したい!失敗しないやり方、やってはいけないことは?

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夫婦関係を修復したいけど

  • そもそも修復可能なの?
  • 修復できない場合ってどんな場合?
  • 修復するには何をやるべき?
  • 反対に何をやってはいけない?

この記事はこのような疑問、悩みにお応えします。

夫婦関係が悪化した場合、「離婚」の選択肢が頭をよぎる方も多いと思います。しかし、一度離婚を切り出すと後戻りすることが難しくなりますから、離婚に踏み切る前に、本当に離婚の選択肢で間違っていないのか今一度よく考えてみる必要があります。

じっくり考えてみて、少しでも修復してみたいと思うのであれば、まずは修復を試みてみることをおすすめします。一度試みて、それでも修復が難しいという場合にはじめて離婚を選択しても遅くはありません。

この記事では、行政書士、夫婦カウンセラーの資格をもち、かつ、二児の父親でもある筆者が、夫婦関係を修復していくための「ヒント」をご紹介していきます。ぜひ、最後までご一読いただき、夫婦関係で悩まれている方の参考になればいいなと思います。

夫婦関係の修復が可能なケース

まず、夫婦関係を修復できるのはどのようなケースなのかみていきましょう。

自分から変われる

夫婦関係を修復していく上で必要なことは、自分から変わる(変わる覚悟を持つ)ということです。

夫婦関係が悪くなると「私は悪くない。悪いのはあっちだ」などと思って、パートナーに変わることを求めがちです。しかし、パートナーはなかなか簡単には変わってくれません。にもかからわず、パートナーに変わるよう求めても何の進展も望めません。

あなたがパートナーに対して不平・不満を抱いているように、パートナーもあなたに対して不平・不満を抱いています。そのパートナーに対して「こうして」、「ああして」と求めてもまったく効果がないばかりか、かえって逆効果です。

また、不貞(不倫・浮気)やDV・モラハラなどパートナーに非があることが明らかである場合を除いて、夫婦関係が悪化したことのはすべてパートナーのせいとは言い切れない面があります。夫婦間で起きた問題は、どちらが正しくてどちらが悪いとはっきりと線引きできない難しさがあります。

そこで、夫婦関係を修復する上では、パートナーに変わるよう求める前にあなたから変わることが求められます。パートナーの目に見えるような形で変われば、パートナーにも変わるよういいやすくなりますし、パートナーもあなたに感化されて変わってくれる可能性があります。

※知ってますか?~イソップ寓話「北風と太陽」の話~

北風と太陽はどちらが先に旅人の上着を脱がせられるか勝負します。北風は旅人のマントを脱がせようとしてピューピュ―と力いっぱい風を吹いてマントを吹き飛ばそうとします。ところが、旅人は寒さを嫌って「吹き飛ばされまい」とマントを押さえてしまい、マントを吹き飛ばすことができません。一方、太陽が光を照り続けると旅人は暑さに耐えきれなくなり、 自分からマントを脱いでしまった、という話です。すべてパートナーのせいにして、パートナーに変わるよう求めるのは「北風」、自分から変わり温かい気持ちでパートナーに接するのは「太陽」と同じです。自分から変われば、パートナーの心は自然と開いてくれます。

パートナーへの愛情が残っている

自分から変わる必要があるといっても、完全に愛情をなくしたパートナーのために変わることはできないでしょう。そのため、パートナーへの愛情が残っているかどうかも夫婦関係を修復できるかどうかを見極めるポイントとなります。

少しでも愛情が残っていれば、多少の困難にぶつかっても「●●のためなら」とモチベーションを維持しながら少しずつでも変わっていくことができます。あなたが「夫婦関係を修復したい」と考えているのは、パートナーへの愛情が残っている証ともいえます。

また、後述しますが、修復のためにはパートナーへの感謝や思いやりの気持ちをもつことが非常に大事です。ただ、感謝や思いやりの気持ちをもてるのも、パートナーへの愛情があってこそです。

今現在はパートナーへの想いが失われていても、時間が経つとともに徐々に回復することも考えられます。今すぐに結論を出す必要はありません。じっくり時間をおいてパートナーのために自分が変わっていけるのかじっくり検討してみましょう。

コミュニケーションを取れる

良好な夫婦関係を築いていくためにはコミュニケーションが必要不可欠です。この記事を読まれている方も、パートナーとのコミュニケーション不足に悩まされている方も多いと思います。

コミュニケーションは、自分の意見ばかりを言うことだけではなく、パートナーの気持ちを想像し、気持ちに寄り添い、パートナーの意見にも耳を傾けてはじめて成立するものです。つまり、コミュニケーションは、パートナーへの関心、愛情、感謝・思いやりの気持ちが伴ってはじめて成立するともいえます。

したがって、まだパートナーへの関心、愛情が失われておらず、パートナーとコミュニケーションをとっていくモチベーションや、とれる自信がある場合は夫婦関係を修復していくことが可能といえます。反対に、パートナーへの関心や愛情が失われている場合はコミュニケーションをとることが難しく、夫婦関係を修復していくことが難しいといえます。

夫婦関係の修復が難しいケース

次に、夫婦関係の修復が難しいケース、すなわち、離婚を選択した方がよいケースをみていきましょう。

DV・モラハラを受けている

DV・モラハラを受けている場合は、そもそもあなたに修復の気持ちがない場合がほとんどだと思います。また、DV・モラハラの加害者は、自分のことは棚にあげ、すべてあなたのせいにするタイプが多く、夫婦関係を修復することは不可能といっても過言ではありません。身の安全を確保する意味でも一刻もはやく別居・離婚すべきです。

浮気が常態化している

浮気が短期間、一度だけ、という場合は修復は可能かもしれません。しかし、浮気が長期に及んでいると、パートナーの心はあなたから離れている可能性もあります。また、浮気を繰り返す人はまた浮気を繰り返す可能性があり、このままの関係でいるとあなたが辛い思いをするだけかもしれませんので離婚を検討すべきといえます

「今のままの自分でいたい」と考えている

前述のとおり、自分から変わることが夫婦関係を修復する上で最も大事なことです。自分が変わらない限り、事態は現状のままか悪化する一方でしょう。自分から変われない、変わる自身がない場合という場合は、離婚して、同じ価値観を共有できるパートナーを探すのも選択肢の一つです。

コミュニケーションが取れない

良好な夫婦関係を築いていく上でコミュニケーションが大事なことも前述したとおりです。そのため、顔を合わせるたびに喧嘩になる、お互いに自分の主張ばかりして相手の意見を聞く耳をもたない、という状態が継続する場合は、コミュニケーションがとれず夫婦関係を修復していくことは難しいと考えた方がよいかもしれません。

夫婦関係を修復するためにやるべきこと

それでは、ここからは、「パートナーとの夫婦関係をやり直してみよう」と思った場合に何をすべきかをみていきましょう。①から⑤では、パートナーとの話し合いをはじめる前にやっておくべきこと、⑥では話し合いでやるべきこと、⑦から⑩では話し合いの後にやるべきことをご紹介していきます。

①男と女の違いを認識する

まずは、夫婦の前に夫は一人の男、妻は一人の女性です。そして、男性と女性とでは生来的な違いがあることが各種研究でわかっており、まずはこの違いから認識することからはじめなければいけません。

男性の特徴はとにかくプライドが高い人が多いという点です。男性がプライドが高いのは「テストステロン」というホルモンが影響しているといわれています(引用:浮気の言い訳 姫野友美著)。

男性はもともと外(会社など)で狩り(仕事)をして、獲物(給料)を家庭に持ち帰ってくるタイプでした。しかし、当然ながら外の世界では競争が待ち受けています。そんな生きるか死ぬかの競争社会で勝ち抜くためには誇り高いプライドを保持しておく必要があったのです。

一方、女性はどうでしょうか?本来、女性の仕事は男性が持ち帰ってきた獲物で家庭を守ることでした。そして、家庭を守るためにはそこで暮らす人と良好な関係を築いていくことが必要でした。

それにはプライドは必要ありません。プライドが高いと周囲から敬遠され、良好な関係を築いていくことができないからです。では、何が必要かといえばコミュニケーション能力です。そのため、女性は男性に比べてコミュニケーション能力に優れており、普段の生活でもコミュニケーションを重要視する傾向にあります。

以上の男女の違いを踏まえた上で、次の言動をしていないかチェックしてみてください。もし、当てはまるものがあれば、妻は夫のプライドを傷つけ、夫は妻とのコミュニケーションをないがしろにしていると認識し、今日から改めましょう。

【妻が不平・不満に思う夫の言動(コミュニケーション編)】

① 「いただきます」、「ごちそうさま」などの基本的な挨拶がない

② 愛情表現が乏しい、ない

③ スキンシップをとってくれない、拒否する

④ 話を最後まで聞こうとしない

⑤ 共感の心がない

⑥ すぐに解決策を求める、提示する

⑦ スマホやゲーム、趣味に没頭しすぎて話を聞いてくれない

⑧ 電話しない、メールしない

 

【夫のプライドを傷つける妻の言動】

① 「給料が少ない、ボーナスが減った」と不満を言う

② 夫の仕事の苦労を知らない、知ろうとしない

③ 仕事から帰宅するや否や不満をぶちまける

④ いつも命令口調

⑤ 「そのくらいもできないの?」などと子ども扱いする

⑥ 「それに比べてあなたは・・・」と他の男性と比べる

⑦ 子供の前や外で夫の悪口を言う

⑧ 夫を立てない

⑨ 大事なことを夫に相談なしに決めてしまう

⑩ 自分の都合のいいように夫を教育している

⑪ 夫よりも子供、夫よりもペットを大事にする

②「家族」ではなく「他人」と認識する

夫婦とはいえ、もともとは血のつながっていない「赤の他人」です。しかし、夫婦となった(結婚した)途端、なぜか多くの人がお互いを「家族」という一つの単位にくくりがちです。

そうすると、無意識のうちに「家族だから何をやっても(やらなくても)許される」という「甘え」や「依存」が生じます。そして、夫(妻)からやってもらうこと、社会に出ればすべきことをしないことが「当たり前」になってきます。

ただ、もともとはお互い「他人」なわけですから、この当たり前ができないでいると徐々にお互いの間に溝ができてきて夫婦仲が悪化してくるのです。

なお、ここで「何でも許せるからこそ家族なのでは?」、「甘えられない家族は家族ではないのでは?」と疑問に思われる方もいるでしょう。しかし、それはあくまで人としての「当たり前」ができた上で成立する話なのです。

まずは、過去を振り返ってみて、挨拶や感謝の気持ちを伝えるといった人としての当たり前ができているかどうかをチェックしてみてください。できていない場合は今すぐにでもはじめてみるとよいでしょう。

③それぞれの良い点を見つめ直す

夫婦仲が通常の状態でも、どうしてもお互いの良い点よりも悪い点に目がいきがちです。夫婦仲が悪くなると、なおさらそうなるの傾向にあります。

そこで、ここではまず、パートナーの悪い点ではなく良い点、つまり、他人に自慢できる点、感謝している点、自分にはな長所、自分ができないことなどを思い出してみましょう

「真面目」などと抽象的な言葉で終わらせず、どの点が真面目なのか、なぜそう感じるのか、どの場面でそう感じたかなど、できるだけ具体的に思い出してみることがポイントです。これまで向き合えていなかったパートナーの良い点を見直すいい機会になりえます。

④過去を振り返る

どんな夫婦でも、はじめは仲はよかったはずです。では、どこからおかしくなってきたのでしょうか?その原因は何なのでしょうか?答えのヒントは「過去」にあるかもしれません

過去を振り返ってみて、

■ 夫婦仲がうまくいっていたときのこと

・ 時期・期間、原因

・ 会話の内容、思い出
・ 心がけていたこと

・ 相手からしてもらって嬉しかったこと

■ 夫婦仲が悪くなってきたときのこと

・ 時期、きっかけ、印象的な出来事、原因

・ 会話の内容

・ パートナーにとった対応

・ あなたが感じるパートナーの不満 

■ 共通

・ 夫(妻、家族)のためにやってきたこと

・ 夫(妻)が自分(家族)のためにやってくれていたこと

を具体的に思い出してみましょう。

すると、

  • 「新婚時代は恋人時代と同様に会話ができていた」
  • 「でも、子供ができてから、段々と夫婦の会話が減ってきたかも」
  • 「その頃から子育てに集中しすぎて、夫(妻)のことに関心がもてなくなったかも」

などと夫婦関係が悪くなってきた時期や原因が徐々にが見えてくることがあります。その中に夫婦関係を修復していく上でのヒントが隠れているかもしれません。

⑤何を嫌がっているのかを考えてみる

次に、パートナーがあなたの何を嫌がっているのかを、あなたが妻なら【夫が嫌だと感じること】を夫なら【妻が嫌だと感じること】を参考に、少し考えてみてください。

【夫が嫌だと感じること】

①~⑩(前述のとおり)

⑪ 家事・育児を求めすぎる

⑫ 以前に比べて体型が崩れている

⑬ 化粧をしない、着ている服がいつも同じ

⑭ 自分の親、兄弟を大事にしてくれない

⑮ 家の中が常に散らかっている

⑯ 物を買いすぎる傾向にある(買い物好き)

⑰ 料理に手抜きが多い

⑱ 「文句を言うなら自分で作ったら?」と言われる

【妻が嫌だと感じること】

①~⑧(前述のとおり)

⑨ 重い荷物をもっている、子供の抱っこで疲れているのに気づかない

⑩ 体調が悪いのに気遣ってくれない(通常どおり、家事・育児を求める) 

⑪ 自分から折れようとしない

⑫ 命令・説教口調

⑬ 子供のことを妻に任せきり

⑭ セックスのタイミング、やり方が一方的

⑮ 仕事がうまくいっていないせいを妻や家族のせいにする

⑯ 家事・育児に非協力的

⑰ 一日中、家でダラダラしている

⑱ 記念日を忘れている

⑲ 自分の味方になってくれない(特に、義父母との関係が悪化したとき)

この中に一つでもあてはまるものがあり、改善できるものがあれば今日から少しずつでも改善していくとよいでしょう。

⑥話し合いの機会を設ける

①~⑤を終えた段階で話し合いの機会を設けます。落ち着いて話し合いができるよう、話し合いの場所のセッティングや切り出すタイミング、切り出し方にも注意が必要です。話し合いは、二人だけで行うのが原則ですが、自信がない場合は間に入ってくれる人を探しておきましょう。

修復したい気持ちをストレートに伝える

話し合いでは、まずはじめに、パートナーに夫婦関係を修復したい気持ちをストレートに伝えましょう。話し合いを切り出されたパートナーは、あなたから何を言われるのか緊張し、身構えています。話し合いのはじめに結論をいうことで、パートナーの緊張をほぐし、その後の話し合いをスムーズに進めることができます。

改善していきたいことを伝える

修復の方向で意見が一致したら、はじめに、あなたが改善していきたい点をパートナーに伝えましょう。パートナーに改善して欲しいことを伝えるのではなく、あなたが改善していきたいことをはじめに伝えることがポイントです。それにより、パートナーにあなたの本気度が伝わります。

パートナーの意見にも耳を傾ける

また、あなたの考えを伝えるだけではなく、パートナーの意見にも耳を傾けることも必要です。あなたが改善したいと考えてきたことと、パートナーがあなたに改善して欲しいと考えていることは必ずしも一致するとは限りません。パートナーから「●●を改善して欲しい」という意見が出た場合は、素直な心で耳を傾けるようにしてください。

改善して欲しいことを伝える

あなたが改善していきたいことを伝え、あなたが改善していくべき点について話し終えた後、今度は、あなたが考えているパートナーに改善して欲しいことを伝えましょう。ここでもあなたの考えとパートナーの考えとが異なる場合もあるかと思いますので、パートナーの意見にもよく耳を傾けることが必要です。

ルールを作る

お互いに改善していくこと、改善して欲しいことを確認できたら、具体的なルール作りにとりかかりましょう。夫婦関係が悪くなったのは、きちんと夫婦でルールを作っていなかったことも一因として考えられます。家事、育児、お金、子供の教育など、細かくテーマを区切ってルールを作り、必要であれば、書面に残しておくと安心です。

⑦コミュニケーションを大事にする

⑦以降は話し合いを終えた後の心構えについてです。まず、夫婦関係を修復していく上で最も大切なのがコミュニケーションです。朝、パートナーとはじめて顔を合わせるときは、「おはよう」の挨拶からはじめてみましょう。パートナーから何かしてもらったときは「ありがとう」の感謝の気持ちを言葉で表現することが大切です。

家族に関わることは、たとえ細かいことでも独断で決めず、報告(ほう)、連絡(れん)、相談(そう)を大事にしましょう。コミュニケーションをとる際は、パートナーの意見を受け入れるかどうかは別にして、途中で話を遮らず最後まで聞くことが大事です。その上で自分の意見を伝える、という会話のキャッチボールを行うことで、コミュニケーションがとれるようになってきます。

⑧思いやりを「形」にする

コミュニケーションと同様に大切なのが、常日頃から、パートナーに思いやりの気持ちをもって接することです。思いやりの気持ちをもって接することで、パートナーにも自然とその気持ちが伝わります。また、パートナーからも思いやりをもって接してもらえるようになり、これまでのギスギスした関係が徐々に緩和されていきます。

ただ、思いやりの気持ちは、言葉にしなければなかなかパートナーには伝わりません。そこで、その思いやりの気持ちを「形」で表現してみてみましょう。以下はその一例です。これ以外にも表現の形は様々あると思います。ご自分のできることから、ぜひ実践してみましょう。

■ 仕事に行く際、玄関まで見送る

■ 靴を履きやすいよう並べておく

■ 帰宅に合わせてお風呂を沸かしておく

■ 帰りが遅いときは、夕食と一緒に「お疲れ様」のメモ紙を添えておく

■ 夫、妻(家族)が喜びそうな物をプレゼントする

⑨趣味、時間、目標を共有する

最後に、パートナーと趣味、時間、目標を共有することです。すべてではなくても、どれか一部だけでも共有することで、パートナーと接触する機会が増え、自然とコミュニケーションをとる機会が増えます。コミュニケーションが増えると夫婦関係の修復へとつながります。

たとえば、パートナーの趣味を自分もはじめてみる、一緒にアウトドアにでかける、テレビ・映画・動画を一緒にみる、料理を作る、散歩する、ガーデニングや野菜作りをすることなどが考えられます。目標については、〇〇までに、家を建てる、車を買う、〇〇万円貯金をする、子供を〇人もうけるなど、お互いの夢や希望を話し合ってみるとよいでしょう。

その他、一日、数分、数時間でもよいですので、一緒に共有できる時間を作ることも大切です。おすすめは一緒に食事を摂ることです。食事の準備は大変ですが、食事では

  • 「おいしい(まずい)」
  • 「どうやって作ったの?」

など自然と会話がはずみます。夫婦共働きの場合は、3食のうち1食、週に〇食などと決めて、無理のない範囲からはじめてみましょう。

夫婦関係を修復する際にやってはいけないこと

反対に、夫婦関係を修復する上でやっていはいけないことをご紹介します。

自分の主張ばかりする

前述のとおり、夫婦関係を修復する上で大切なのはコミュニケーションです。

ただ、コミュニケーションはまずは「相手の話を最後まで聞くこと」ではじめて成立します。

言いたいことだけを言って、配偶者の言うことには聞く耳をもたない、という姿勢ではコミュニケーションは成立しません。

責める、問い詰める、要求する

浮気されるとつい感情的になって配偶者を責めたり、問い詰めたり、あるいは「●●して欲しい」などと要求しがちです。

もちろん、あなたは浮気された方ですから配偶者を責めたり、問い詰めたりすることは当然のことです。

また、自分の要求を伝えることは夫婦関係を修復する上では必要なことです。

しかし、あまりにも度が過ぎると、配偶者にとってあなたは居心地のよい存在ではなくなってしまいます。

そうすると、再び、配偶者の心があなたから離れ、浮気される可能性があります。

求めすぎる

あなたが配偶者を過度に責めたり、問い詰めたり、要求したりするのは、あなたの

「こうなって欲しい」

という配偶者に求めるハードルが高いからです。

夫婦関係を修復する上では、まずはあなたの価値観や常識を捨て、ハードルをさげることです。

そして、あなたにとっては「当たり前」ということでも、感謝の気持ちを示せば、徐々に配偶者の心を取り戻すことができるようになります。

浮気のことを蒸し返す

夫婦関係を修復していく上では配偶者と対立することもあるでしょう。

ただ、その際に絶対にやってはいけないことは、過去の浮気のことを蒸し返すことです。

配偶者が最も嫌うのは、あなたから過去の浮気のことをいつまでも追及されることです。

一度清算したはずの過去の浮気を蒸し返すと、再び、夫婦関係を悪化させる原因にもなりかねません。

修復すると決めた以上は、絶対に過去の浮気の話を蒸し返してはいけません。

行動を監視する(束縛する)

一度、浮気されると「また、浮気されるのではないか?」と心配になって、配偶者の行動を監視しがちです。

ただ、それは却って逆効果です。

監視して配偶者に束縛感を与えると「信用されていないのではないか?」と思わせます。

また、人は束縛が強い状況だとストレスを溜めこみます。

ストレスが溜まると、ストレスを解消するために、再度浮気される可能性があります。

どこまでが許容範囲でどこからが許せないのか夫婦でよく話し合い、できれば誓約書などの書面に残しておくと安心ですね。

困ったらカウンセラーに相談

この記事の冒頭で、夫婦関係を修復していく上では

■ 自分から変わること

■ 自分の価値観や常識を見直すこと、変えること

がすべての出発点という話をしました。

とはいえ、

■ どう変わればよいのか
■ そもそも自分の価値観や常識を見直す必要があるのか
■ どこが間違っているのか

など、自分自身でもわからないケースも出てくると思います。

そうした場合は夫婦問題カウンセラーに相談してみるのも一つの方法です。

カウンセラーに相談することで、今まで自分が気づけなかったことにも気づけるようになります。

繰り返しになりますが、この「気づき」こそが次へのステップの第一歩となるのです。

また、配偶者と一対一で話し合うのに自信がないという場合にもカウンセラーに間に入ってもらうのもよいでしょう。

カウンセラーを間に入れることで話し合いがスムーズに進む可能性があります。

ただし、配偶者に「あなたの味方をするカウンセラー」という印象を与えないよう、できれば、夫婦一緒に相談するのがよいです。

その際は、誰が費用を負担するかなど、よく話し合った上で相談する必要があります。

 

今回の内容は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

小吹 淳

小吹 淳

こぶき行政書士事務所 行政書士(登録番号 佐賀県22410162)
国家公務員時代は刑事事件の捜査、裁判を経験。退職後は法律事務所に事務員として勤務し、犯罪被害者・加害者の双方のサポートを経験する。現在は、夫婦間契約書を中心に取り扱う行政書士として、離婚公正証書、離婚協議書、示談書、誓約書の作成やチェック等の業務をメインに取り扱う。過去の刑事事件の捜査、裁判の経験を活かして、不倫や探偵の情報発信にも力を入れている。