不倫された側は親権獲得に有利?親権の決め方ややるべきことを解説

furin_shinken
  • 不倫された側は親権獲得で有利?
  • 不倫した側は親権を獲得できる?
  • 親権の決め方は?
  • 親権獲得の上でやるべきことは?

この記事は上記のような疑問、お悩みにお応えする内容となっています。

「不倫されたからには親権は自分のもの」、「相手に親権者になる資格はない」などとお考えになる方も多いのではないでしょうか?

ただ、基本的に不倫と親権とは分けて考える必要があります。この記事ではその理由や親権の決め方、親権を獲得する上での注意点・やるべきことを解説します。

ぜひ最後までお読みいただき、今後の参考にしていただけると幸いです。

「不倫された=親権獲得」ではない

不倫されたからといって、直ちに親権を獲得できるわけではありません

親権においては母親が有利と言われています。その理由については後で触れますが、仮に妻が不倫したとしてもその結論は変わりません(逆に、不倫しても親権を獲得できる可能性は十分にあります)。

不倫(不貞)は配偶者に対する違法行為で、夫婦同士の問題であって子どもは関係ありません。一方、そもそも親権は子どものため(利益)のためにあるものですから、親権者を決めるにあたっては、子どもの視点から考える必要があります。

つまり、不倫を原因に離婚を考える際は、ひとまず不倫と親権は分けて考える必要があります。

親権(親権者)の決め方

親権は、話し合い➡調停➡審判&裁判、という手順で決めます。

親権を決める際は

■ 現在の監護状況

■ これまでの監護実績

■ 子どもへの愛情

■ 監護意欲

■ 監護の継続性

■ 子供の年齢・意思  

などの事情が重要視されます。

通常、父親よりも母親の方に監護状況・監護実績が認められる場合が多く、これが親権では母親有利と言われるゆえんです。また、実際にも離婚した夫婦の約8割で、母親がすべての子どもの親権を獲得しています

不倫は親権獲得に不利に働く可能性も

不倫と親権とを分けて考える必要があるとはいえ、不倫が親権にまったく影響がないわけではありません。

たとえば、不倫によって

■ 育児放棄
■ 虐待
■ 家出の繰り返し

■ 不倫相手の家での寝泊まり

■ お金の浪費

■ 生活費を入れない

などの事情が認められれば、親権者としての適格性を疑われ、親権を獲得できない可能性もあるからです。

不倫された妻(夫)がやるべきこと

親権獲得の上で母親は有利ですから、特段の事情がない限りは、まずは慌てず、今まで通りの生活を送っておけば問題ありません

もっとも、育児放棄等によって親権者としての適格性を疑われると、いくら母親でも親権を獲得することが難しくなります。普段の子どもとの関わりには十分注意する必要があります。

一方、父親は積極的に子どもと関わって監護実績を作る必要があります。

具体的には、

■ 子育てに関わる
■ 子どもと面会交流する(別居中)

■ 離婚後の養育環境を整える

■ 妻の監護・養育上の問題点を指摘する

ことなどを挙げることができます。

 

今回の内容は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

リョマ

リョマ

夫婦問題(離婚)カウンセラー | 離婚・不倫中心の法律ライター | 2020年行政書士試験合格者(未登録)※現在、開業に向けて準備を進めています | 常に「当事者の視点」に立ち、正確で、わかりやすく、役に立つ情報を発信できるよう努めています | ひとつひとつの記事・文章を大切に、丁寧に書いています | 二児のパパ