【W不倫!】慰謝料の相場は?請求できる条件や請求手順・流れなどについて解説

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今、あなたは次のようなお悩みを抱えていませんか?

☑ W不倫で慰謝料請求すべきケース、すべきでないケースって?

☑ W不倫の慰謝料の相場は?

この記事は上記のようなお悩みにお応えする内容となっています。

記事の後半では、離婚しない場合、離婚する場合にわけて慰謝料請求する手順、流れについても詳しく解説しています。

ぜひ最後までお読みいただき参考にしていただければ幸いです。

 

W不倫とは

W不倫とは既婚者同士の不倫のことです。

 

不倫とよく混同して使われる言葉として浮気がありますよね。

ただ、「W浮気」という言葉はあまり耳にしません

浮気も不倫も法律上明確な定義があるわけではありませんが、一般的には浮気=恋人同士、不倫=夫婦同士、で使われることが多いようです。

そして、このことがW浮気よりもW不倫という言葉が使われている要因となっているのかもしれません。

 

なお、これから解説する慰謝料の話となると、単なる不倫だけでは慰謝料請求の対象とはなりません。

不倫が慰謝料請求の対象となるには不倫=不貞といえなければならないのです。

不貞とはパートナーがその自由意思であなた以外の第三者と肉体関係を結ぶことです。

そのため、パートナーが既婚の不倫相手と食事するなどしても、それがW不倫とは呼べても、基本的には慰謝料請求の対象とはならないことに注意が必要です。

 

関連記事:【浮気の定義】どこからが不倫?法律上の不貞との違いについても解説

W不倫の慰謝料請求の特殊性

単なる不倫の場合、不倫の被害者はあなた一人で、あなたはパートナーと不倫相手に慰謝料請求できます。

しかし、W不倫の場合、不倫の被害者はあなたのほかにもう一人存在します

それは不倫相手のパートナーです。

たとえば、A夫婦(A夫・A妻)とB夫婦(B夫・B妻)のW不倫で、A夫とB妻が不倫したとします。

この場合、あなた(A妻)はA夫とB妻に慰謝料請求できる一方で、B夫もA夫とB妻に慰謝料請求できるのです。

 

W不倫の慰謝料請求で起こりうる事態

以上のW不倫の特殊性を踏まえると、W不倫の場合は、単なる不倫の場合に比べて、より複雑な事情が絡み合って問題解決を難しくしそうです

以下では、前述したケースを前提に、あなた(A妻)がパートナー(A夫)と離婚しない場合離婚する場合に分けて、どんな事態が起こりうるのかみていきましょう。

起こりうる事態をあらかじめ把握しておくことで、あなたがどんな選択肢を取るべきかがみえてきます。

あなたが離婚しない場合

A夫と離婚しない場合は、A夫に対して慰謝料請求できる権利はありますが、請求しないのが通常でしょう。

なぜなら、A夫と生活費を完全にわけている場合でない限り、夫に慰謝料請求してもあなたが経済的な利益を得ることはできないからです。

一方で、あなたはB妻に対しても慰謝料請求できる権利をもっており、B妻に対して請求することは可能といえます。

不倫相手のパートナー(B夫)も不倫に気づいている場合

B妻に不倫されたB夫も、A夫とB妻に対して慰謝料請求できる権利をもっています。

そして、B夫が離婚しない場合は、A夫がB夫から慰謝料請求されることが想定されます。

ここで、あなたからB妻に対する慰謝料とB夫からA夫に対する慰謝料が同額の場合は、慰謝料が相殺される形となります。

すなわち、痛み分けの状態です。

ただ、A夫が不倫を主導した可能性も考えらえます。

不倫を主導したことは慰謝料の増額要素ですから、あなたからB妻に対する慰謝料よりもB夫からA夫に対する慰謝料の方が高額となる可能性があります。

では、B夫婦が離婚する場合はどうでしょうか?

後述しますが、離婚しないことは慰謝料の減額要素、離婚することは慰謝料の増額要素となります。

そのため、あなたからB妻に対する慰謝料よりもB夫からA夫(+B妻)に対する慰謝料の方が高額となる可能性があります。

B夫が不倫に気づいていない場合

B妻がB夫に不倫がバレることおそれて慎重に行動した結果、B夫に不倫がバレていない場合も考えられます。

この場合は、あなたからB妻に対する慰謝料請求、つまり、一方通行となるのが基本です。

問題はB妻が不倫したことをB夫に打ち明けるかどうかです。

あなたは、B妻に対して「B夫に不倫のことを秘密にする代わりに慰謝料を増額する」と働きかけることが可能です。

そのため、あなたとすれば、B妻がB夫に不倫のことを秘密にしてくれていた方がメリットです。

しかし、あまりにも強硬な態度に出ると脅迫罪や恐喝罪で訴えられるかもしれません。

また、B妻が金銭的な援助を求めてB夫に不倫のことを打ち明けてしまうかもしれません。

そうすると、裁判にまで発展したり、A夫がB夫から慰謝料請求され、あなたの手元に残るお金が少なくなってしまう可能性もあります。

あなたが離婚する場合

A夫と離婚する場合はA夫に対して慰謝料請求するのが基本です。また、あなたはB妻に対しても慰謝料請求できる権利をもっています。

そのため、A夫にだけ請求したのでは慰謝料を回収することができない場合は、B妻に対して請求することも検討します。

B夫も不倫に気づいている場合

この場合も、A夫と離婚しない場合と同様、B夫がA夫(及びB妻)に対して慰謝料請求することが可能です。

そして、B夫婦が離婚しない場合は、あなたからA夫に対する慰謝料の方が高額となる可能性がありますが、A夫はB夫からも請求を受けています。

そのため、A夫に慰謝料請求しても、A夫の資力しだいでは満足な慰謝料を受け取ることができない可能性があります。

また、A夫からの回収の見込みがないと判断してB妻に慰謝料請求しても、B夫婦が離婚してB夫がB妻に慰謝料請求した場合も同様のことがいえます。

B夫が不倫に気づいていない場合

この場合は、まずA夫に対して慰謝料請求することを基本としつつも、回収の見込みがない場合はB妻に対しても慰謝料請求します

ただ、B妻に慰謝料請求してB妻を刺激すると、B妻が不倫したことをB夫に打ち明け、B夫がA夫(及びB妻)に慰謝料請求する可能性があります。

そうすると、A夫やB妻から回収できる慰謝料が減る可能性があります。

結局、理想のケースは?どうすべき?

ここまで場合わけしてW不倫で起こりうる事態をみてきましたが、結局、どのケースが一番、あなた(A妻)にとって理想なのでしょうか?

それは不倫相手のパートナーが不倫に気づいていないケースです。

ここまでみてきてお分かりいただけるように、不倫相手のパートナーに不倫に気づかれると、あなたのパートナーが不倫相手のパートナーから慰謝料請求される可能性があります。

そうすると、あなたの手元に残るお金が実質目減りすることになるからです。

そのため、W不倫の場合は、

☑ 不倫相手のパートナーが不倫に気づいている ➡ 慰謝料請求しない

☑ 不倫相手のパートナーが不倫に気づいていない➡ 慰謝料請求する

ということを基本路線にした方がよいといえます。

 

W不倫の慰謝料の相場

一般的に、不倫の慰謝料の相場は

☑ 離婚しない場合   ➡ 0円~100万円

☑ 離婚する場合    ➡ 0円~300万円

です。

慰謝料はもともと精神的苦痛に対する賠償金のことです。

そして、離婚しない場合は精神的苦痛の程度が軽いと考えられ、慰謝料が低くなる傾向があります。

これに対して、離婚する場合は不倫+離婚という二重のショックから精神的苦痛の程度は重たいと考えられ、慰謝料は高額となる傾向にあります。

もっとも、上記はあくまで目安であって、実際の金額は後述する様々な要素を考慮して決めることになります。

そのため、考慮要素の有無や内容によっては上記以下・以上の金額となることも十分に考えられます。

 

W不倫の慰謝料請求で有利・不利になる増額・減額要素

不倫の慰謝料を決める際は、主に次の要素を考慮します。

☑ 婚姻期間

☑ 不倫が発覚するまでの婚姻状況

☑ 不倫の回数、期間、内容

☑ 不倫の主導者

☑ パートナーと不倫相手との年齢差

☑ パートナーとの間の子供の有無、妊娠の有無

☑ パートナーと不倫相手との間の子供の有無、不倫相手の妊娠の有無

☑ 離婚するかしないか

☑ 認否・反省の程度、社会的制裁の有無

☑ 不倫発覚後、不倫を止めたかどうか

☑ 精神的苦痛(被害)の有無及びその程度

☑ あなたの落ち度

があります。

このうち、以下では婚姻期間、不倫の回数・期間・内容、不倫の主導者に絞って解説します。

その他の要素について詳しくお知りになりたい方は「浮気の慰謝料の相場は?増額・減額要素、請求するための4つの条件の記事をチェックしてみてくださいね。

婚姻期間

婚姻期間が長い場合は増額要素、短い場合は減額要素となります。

あなたの婚姻期間が短く、相手の婚姻期間と開きがある場合は、慰謝料請求するメリットがあるかどうか慎重に検討してください。

不倫の回数、期間、内容

証拠により証明できる不倫の回数が多く(期間が長く)、態様も悪質な場合は増額要素ですが、逆の場合は減額要素です。

不倫の回数が少ない、期間が短い場合は、慰謝料請求するメリットがあるかどうか慎重に検討してください。

不倫の主導者

不倫を主導したことは増額要素です。

仮に、パートナーが主導者だった場合、不倫相手の負担割合(※)が低く、不倫相手に対して慰謝料請求してもメリットがない可能性もあります。

 

※負担割合

不倫を理由とする慰謝料請求の場合、パートナーと不倫相手は連帯してあなたに対して慰謝料を支払う義務を負っています。この義務を不真正連帯債務といいます。

いずれにいくら請求するかはあなたの自由です。極端な話、100万円の慰謝料を不倫相手に全額請求することも可能です。

しかし、パートナーと不倫相手は、最終的には自分の責任の割合(責任割合、負担割合)に応じた金額を負担すればよいことになっています。

そのため、一方が負担割合を超えた金額を負担した場合は、もう一方に負担を求めることができます。この権利を求償権といいます。

たとえば、パートナーと不倫相手の負担割合が8:2の場合、不倫相手があなたに100万円を支払っても、不倫相手は後日、求償権に基づいてパートナーに対して80万円の支払いを求めることが可能です。

あなたがパートナーと離婚しない場合は、不倫相手に100万円を請求しても手元に残る金額は20万円ということになります。

 

W不倫で慰謝料請求する際の手順・流れ

それでは、W不倫で慰謝料請求する際の手順・流れをみていきましょう。

以下では、不倫相手のパートナーが不倫に気づいていないと仮定し、あなたが離婚しない場合離婚する場合とにわけて解説します。

離婚しない場合

離婚しない場合は、不倫相手に慰謝料請求するのが基本です。

① 慰謝料請求の条件を確認する

② 証拠を集める【重要!

③ 請求書を作成し、内容証明で送る ➡ 民事調停?

④ 誓約書を作成し、パートナーからサインをもらう

⑤ 示談書(案)を作成する

⑥ 示談交渉する ➡ 民事調停?

⑦ 書類にサインして取り交わす

⑧ 慰謝料が振り込まれたか確認する

の順で進めていきましょう。

以下、詳しく解説します。

①慰謝料請求の条件を確認する

不倫されたから直ちに慰謝料請求できるわけではありません。

慰謝料請求するためには条件を満たしていることが必要です。

不倫相手に慰謝料するための条件は次のとおりです。

☑ 不倫相手がパートナーと肉体関係をもったこと

☑ 婚姻関係継続中の肉体関係だったこと

= 婚姻関係が破綻した後の肉体関係ではないこと

☑ パートナーが既婚であることを知っていたこと(OR注意すれば知りえたこと)

= パートナーが既婚者であることにつき故意or過失があること

☑ 時効期間が経過していないこと

時効について詳しくお知りになりたい方は「【民法改正対応版】過去の浮気の慰謝料を請求できる?注意したい時効について解説」の記事をチェックしてみてくださいね。

②証拠を集める

次に、以下に関する証拠を集めます。

☑ 不倫相手が誰か特定するための情報(顔、氏名、電話番号、住所、職場など)

※ 特に住所は請求書面を送る際などに必須です!

☑ 不倫相手がパートナーと肉体関係をもったこと

☑ パートナーの故意・過失

に関する証拠を集めます。

上記についてはパートナーを追及してパートナーから聴き出すのが一番早いです。

しかし、十分な証拠を集める前にパートナーを追及すると、W不倫を疑っていることがバレ、警戒心が高まって証拠を集めることが難しくなるおそれがあります。

また、パートナーとの関係が悪化して関係がギクシャクしてしまう可能性があります。

そのため、パートナー以外の情報源を頼った方がよいです。

証拠は自力で集めることも可能ですが、限界・不安を感じる場合は【MR探偵社】、【探偵・浮気調査なら【あい探偵】】などの探偵事務所にに依頼するのも一つの方法です。

 

関連記事:浮気の証拠がない!慰謝料請求に必要なラインなどの証拠を一挙紹介【実例付き】

関連記事:浮気調査を探偵に依頼した際の費用はいくら?相場や安く抑えるための方法など

③請求書を作成し、内容証明で送る

証拠を集め、慰謝料請求の条件を満たすことを確認できたら、慰謝料請求の準備に入ります

慰謝料請求は口頭で行うことも可能ですが、不倫相手に明確な意思表示をする、慰謝料請求への本気度を伝えるためにも書面で行った方がよいです。

請求書を送った後、相手の反応しだいでは民事調停を申し立てることも検討します。

関連記事:浮気相手に慰謝料請求する際の内容証明の書き方、送った後の対応を解説

④誓約書を作成し、パートナーからサインをもらう

パートナーと離婚しない場合は、今後のためにも誓約書を作成しておくと安心です。

誓約書には慰謝料のことはもちろん、今後、不倫相手と接触を禁じる内容を盛り込むことができます。

誓約書を不倫の再発防止のために役立てることができます。

また、万が一、パートナーが再び同じ相手と不倫した場合は、誓約書を慰謝料増額のための証拠として使うことができます。

 

関連記事:【テンプレート付き】旦那が浮気を認めた場合に作成する誓約書の作り方を解説

⑤示談書(案)を作成する

請求書を送った後、不倫相手から慰謝料の支払いに応じる旨のリアクションがあった場合は、示談交渉に向けて示談書(案)を作成します。

先の請求書は慰謝料の支払いを求めるための書面ですが、請求書だけでは不倫をめぐるトラブルが完全に解決したとはいえません。

示談書は不倫をめぐるトラブルを終局的に解決するための書面です。

 

関連記事:浮気相手に書かせる示談書とは?誓約書との違いや書き方、手順を解説

⑥示談交渉する

あらかじめ作成した示談書(案)をベースとして、不倫相手と示談交渉します。

直接会って交渉するのが基本ですが、不安な場合は弁護士に依頼する、示談書(案)を郵送で送って電話でやり取りするなどの方法を取ることも可能です。

示談交渉の場所は落ち着いた雰囲気のカフェなどが基本です。

示談交渉の場にパートナーを連れていくのは禁物です。

交渉の行方しだいでは民事調停を申し立てることも検討します。

⑦書類にサインして取り交わす

示談交渉では折り合いをつけながら話を進めていくことが大切です。

不倫相手の要望にも耳を傾け、応じられる部分は適宜内容を修正します。

そうして最終的にまとまった内容をもとに、正式な示談書(あなた用と不倫相手用)を作成します。

示談書を作成したら2部の示談書に署名・押印し、再度、不倫相手と会い、内容に間違いないか確認した上で、2部の示談書に署名・押印をもらいます

そして、示談書を取り交わせば示談成立です。

⑧慰謝料が振り込まれたか確認する

その後、示談交渉で取り決めた期限までに慰謝料が振り込まれるか確認します。

なお、現金で受け取ることとした場合は、示談書を取り交わす際に受け取るようにしましょう

離婚する場合

離婚する場合は、パートナーに慰謝料請求するのが基本です。

① 慰謝料請求の条件を確認する

② 証拠を集める【重要!

③ 離婚の準備を進める

④ 離婚を切り出す、話し合う ➡ 調停(夫婦関係調整調停(離婚))?

⑤ 公正証書を作成する

⑥ 離婚届を提出する、慰謝料の振込みを確認する

の順に進めていきましょう。

以下で詳しく解説します。

①慰謝料請求の条件を確認する

パートナーに対する慰謝料請求の条件は次のとおりです。

☑ 不倫相手と肉体関係をもったこと

☑ 婚姻関係継続中に肉体関係をもったこと

➡ 婚姻関係が破綻した後の関係ではないこと

☑ 時効期間が経過していないこと

 

②証拠を集める

不倫相手の場合と同様に不貞の証拠を集めます。

③離婚の準備を進める

証拠を集めると同時に、離婚の準備を進めます。

離婚の準備には時間がかかります。

離婚を決めた段階で何をやるべきか把握し、計画的に準備を進めていくことが大切です。

 

関連記事:離婚は準備がすべて!?切り出す前に準備しておくべき4つのこと

④離婚を切り出す、話し合う

証拠を集め、離婚の準備が整い、気持ちの整理がついた段階で、パートナーに離婚を切り出します

注意点は準備不足の状態で離婚を切り出さないこと

準備不足のまま離婚を切り出すと、十分な証拠を得ることが難しくなり、離婚後の生活にも支障をきたします。

話し合いが難しそうな場合は弁護士に依頼する、調停を申し立てることも検討しましょう。

⑤公正証書を作成する

話し合いでは適宜、取り決めた内容をメモ書きし、すべて取り決めたら、公正証書を作成する手続きを取ります。

公正証書の中でも強制執行認諾付き公正証書を作成しておけば、万が一、相手が養育費や慰謝料を支払わなかった場合に、裁判を経なくても、相手の給与などの財産を差し押さえる手続きを取ることが可能となります。

 

関連記事:離婚の慰謝料を公正証書に残す理由は?作成手順、費用も解説

⑥離婚届を提出する、慰謝料の振込みを確認する

最後に、本籍地あるいは現在お住いの役所に離婚届を提出し、受理されれば離婚成立です。

また、慰謝料やその他のお金が取決めどおり振り込まれているかも忘れず確認しておきましょう。

 

関連記事:【離婚届の総まとめ】失敗しない書き方、提出方法、必要な書類とは?

今回の内容は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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